KEITO STUDIO 操作マニュアル一覧

操作

スケッチから完成イメージを作る

アパレル業務に特化したAI画像生成・編集サービス「KEITO STUDIO」では、スケッチ(絵型)の画像をアップロードするだけで、テキストによるプロンプト(指示文)を入力することなく、商品の完成イメージを生成することができます。 服飾デザイナーの方や企画担当者がプロンプトをどう書くか悩んだり、AIについて学習する必要はありません

詳細に描かれたスケッチであれば、画像をアップロードした後にシステムがその内容を自動で解析します。ユーザーは解析された結果を確認し、生成ボタンを押すだけのシンプルな操作でイメージを作成可能です。

また、この解析プロセスを挟むことにより、元のスケッチのデザインを維持しながらも、異なる色や素材、プリントパターンといった様々なバリエーションの完成イメージを柔軟に生成することもできます。

スケッチ(絵型)を用意する

企画書や仕様書に用いられる線画(スケッチ)は、そのまま入力データとして活用することができます。AIがその内容を解析し、元絵のプロファイルを忠実に再現するため、線画が正確に描かれているほど、生成されるイメージの精度も向上します。

入力する画像のサイズは 512 x 512ピクセル 程度あればAIによる解析が可能ですが、生地の細かなパターンやディテールが含まれる場合は 1024 x 1024ピクセル 以上のサイズが推奨されます。画像の縦横比は正方形である必要はありません。AIは画像全体のサイズではなく、スケッチとして描かれている部分の形状を解析するため、元のスケッチが横長であれば、生成される画像もその形状に沿って横長になります。

また、詳細な縫製仕様などを引き出し線とテキストでスケッチ内に指定しておけば、AIがそれらを読み取って生成結果に反映します。スケッチにあらかじめ着色されている場合は、その色情報もAIが抽出して再現に活用します。

スケッチ(絵型)サンプル

柄・テクスチャー画像(オプション)

デザインのベースとなるスケッチに加えて、柄やテクスチャーのサンプル画像をアップロードすることで、AIがそれらの特徴を解析して生成に反映させることができます。柄やテクスチャーだけでなく、 刺繍プリント などの写真もアップロードして解析対象にすることが可能です。これらの要素は、元のスケッチに描き込まれていない場合であっても、AIによる解析後に編集機能を通じて追加や調整を行うことができます。

生地見本の画像

解析結果を編集する(オプション)

KEITO STUDIOでは、アップロードしたスケッチや柄、テクスチャーの画像をもとに、AI画像生成を行うことができます。

まず、お手持ちのスケッチや素材の画像をアップロードし、 「解析」 ボタンを押します。AIが画像の内容を解析し、画面下部のエリアにその結果を表示します。表示された内容が意図通りであれば、そのまま 「生成」 ボタンを押すことで画像を生成できます。内容の調整や追加、修正を行いたい場合は、各項目を直接書き換えることで、変更内容を生成結果に反映させることが可能です。

また、アップロードしたスケッチに色が含まれている場合は、AIが自動的にその色を抽出して表示します。抽出された色はカラーピッカーを使って変更できるため、同一のスケッチ(絵型)から異なるカラーバリエーションの画像を生成することができます。さらに、この色指定は身頃(みごろ)や袖、襟などのパーツ単位で行うことも可能です。

対象サイズ

入力されたスケッチの縦横比からAIが対象サイズを自動的に解析し、その結果が画面に表示されます。たとえば、子供服のデザインであるにもかかわらず、AIの自動解析によって「大人サイズ」と判定されている場合は、手動で 「子供サイズ」 に設定を変更してください。この設定を行うことで、身頃が短く袖も短いといった子ども特有の体型比率を維持しながら、意図に沿ったイメージ画像を生成することができます。

生地

アップロードしたスケッチに生地に関する具体的な指定がなく、参照用の柄やテクスチャー画像も設定されていない場合は、デフォルトで「コットン」素材として処理されます。ここを変更することで全体の生地の指定になります。

より細かく生地の質感や種類を指定したい場合は、ディテール(AI解析) の項目内にある 柄・テクスチャー から設定を行うことができます。さらに、この指定は身頃(みごろ)や袖、襟といったパーツ単位で行うことも可能です。パーツごとに異なる素材を指定して追加することで、それぞれの部位に異なるテクスチャーを組み合わせた異素材使いの画像を生成することができます。

ディテール(AI解析)

AIが抽出した仕様がここに表示されます。修正したい場合はその部分を書き換えます。足りない場合は「追加」で内容を追記します。より細かな縫製指示などは、さらに下の 縁始末・縫製仕様ディティール で編集します。

配色

KEITO STUDIOでは、画面上で色の指定を任意に変更することができます。画像生成AIモデルの仕様上、認識できるのはRGB値のみとなるため、パントン(PANTONE)番号などによる指定には対応していません。

アップロードしたスケッチがモノクロの場合、システムの解析結果は一時的に「白」として処理されます。そのため、ご希望の色がある場合は適宜手動で変更を行ってください。

また、ボタンなどのパーツに複数の色を使用したい場合は、「フロントボタン」や「袖ボタン」のように部位ごとに個別に追加指定を行うことで、それぞれの色が生成結果に反映されます。

グラフィック(プリント・刺繍・ワッペン)

プリントや刺繍、ワッペンなどのグラフィック要素は独立した項目として扱われます。アップロードされたスケッチ、あるいは柄やテクスチャーの画像内にグラフィック要素が含まれている場合、AIによる解析が行われ、その結果が画面上に表示されます。

グラフィックを新たに追加したい場合は、「追加」を選択することで専用の操作画面(UI)が表示され、追加したい内容を指定することができます。その際、参考となる画像がなくテキストのみで指示を指定した場合でも、AIがその内容を解釈し、代わりにデザインを生成して適用します。

グラフィック指定

縁始末・縫製仕様、ディティール

画面上には、縫製仕様をはじめとする詳細な仕様が表示されます。表示された内容が正確であればそのまま進め、変更したい箇所がある場合は直接修正することが可能です。新しく仕様を追加したい場合は、 「追加」ボタン を押すことで簡単に項目を増やすことができます。

入力の際は、普段お使いの服飾用語をそのままご使用いただけます。特殊な社内用語でない限り、AIは日本語の服飾用語の多くを理解し、適切にプロンプト(指示文)へと変換します。また、仮にAIにとって不明な用語であっても、Web検索を通じてその内容を調べ、仕様に反映するよう努める仕組みとなっています。

生成結果を確認する

「画像を生成(30クレジット)」 ボタンをクリックすると、画像生成AIへリクエストが送信され、生成処理が開始されます。画像生成にかかる時間は作成する内容によって異なりますが、目安として1分から3分程度です。生成処理の実行中に、ブラウザの他の画面に切り替えて別の作業を進めても、処理はバックグラウンドで継続されるため問題ありません。

生成が完了すると、結果はプレビューエリアに表示されます。作成された画像は、画面右上にあるダウンロードボタンから、お使いのパソコンやスマートフォンへダウンロードすることができます。また、生成された画像は自動的にKEITO STUDIOのサーバーに保存されるため、後から 「ギャラリー」 画面でいつでも過去の画像を確認することが可能です。

ここで生成される画像はPNGフォーマットのファイルとしてダウンロードできます。画像の縦横比はスケッチの縦横比から自動的に決まります。

生成された結果が期待とは異なる場合は、再度「画像を生成」ボタンをクリックして、再生成をお試しください。

生成された完成イメージ