KEITO STUDIO 操作マニュアル一覧

操作

着用シーンを生成する

着用シーン生成では、商品の画像とテキストの指示から、モデルが着用しているシーンそのものを作成します。背景・構図・照明・雰囲気までまとめて指定できるため、広告やSNS投稿、ECサイトの商品紹介など、そのまま使えるビジュアルを作る用途に向いています。

入力は「使用目的 / 被写体 / 構図とレイアウト / 環境 / 照明と雰囲気 / スタイル / 制限事項」の7つに分かれています。すべてを埋める必要はありませんが、バーチャルトライオンと違い、選択肢ではなく文章で指示するツールです。

バーチャルトライオンとの使い分け

どちらも「服を人が着ている画像」を作りますが、想定している用途が異なります。

バーチャルトライオンは、モデル画像と商品画像を指定し、表情・ポーズ・フィット感・着こなし・背景をボタンで選ぶツールです。プロンプトを書く必要がなく、同じモデル画像を使い続ければ一貫した顔立ちのモデルで商品を並べられます。その代わり、立ち姿のモデル単体という構図に限定され、背景もプリセットと簡単なテキスト指定の範囲になります。

着用シーン生成は、テキストで場面を組み立てるツールです。複数人の配置、カメラアングル、コピーを入れるための余白、光の質やカラーグレーディングまで指示できるため、プロモーション用のビジュアルを作れます。その代わり、ある程度プロンプトを書く必要があり、モデルの顔立ちを固定する仕組みがないため、同じ人物を複数カットで揃える一貫性はバーチャルトライオンに劣ります

選び分けの目安は次のとおりです。

  • 商品カタログやECの商品画像を、同じモデルで揃えて量産したい → バーチャルトライオン
  • 色違い・サイズ違いを同じ条件で並べて比較したい → バーチャルトライオン
  • 広告・SNS・LPに使うシーン込みのビジュアルを作りたい → 着用シーン生成
  • 複数人が写った構図や、余白・アングルを設計したビジュアルが必要 → 着用シーン生成
  • 背景や光の雰囲気を作り込みたい → 着用シーン生成

使用目的

作りたい画像の用途を書きます(例: アパレル広告用写真 / ブランドのSNS投稿 / ECサイトの商品紹介)。ここに書いた用途は、構図やトーンを決める判断材料として使われます。

被写体

登場する人物を、1人につき1つの欄に記述します。最大5人まで追加できます。年齢・性別・人種・体型・髪型・表情・ポーズなどを具体的に書くほど、意図した結果に近づきます。

人種を指定しなかった場合は日本人として生成されます。被写体を空欄にした場合は、使用目的に合う人物が自動で補われます。

参照画像(P1・P2…で指定する)

形・色・柄を保ちたい服や小物、ポーズの参考にしたい画像は、参照画像として最大10枚まで追加できます。追加した画像には P1・P2… と番号が振られ、被写体の記述からその番号で参照します。

例: 20代の日本人女性。P1のニットを着用。ナチュラルな笑顔で立つ

参照画像として指定した服は、形・色・柄・素材が忠実に再現されます。逆に、番号で明示しなかった服はAIが自由に解釈します。再現したい商品は必ず P番号で指定してください。

服の書き方 — 重ね順と裾のイン/アウト

着用シーン生成は、入力された内容を「人物」「服」「着こなし」に分けて解釈します。着せ方を意図どおりにするには、次の2点を記述に含めてください。

重ね順 … 重ね着をさせる場合は「外側 → 内側 → ボトム → 靴・小物」の順で書きます(例: P1のコートを羽織り、中にP2の白シャツ、下はP3のデニム)。

裾のイン/アウト … 裾は既定でアウト(ボトムスの外に出した状態)になります。インさせたい場合は「シャツの裾をウエストにインする」のように明示してください。「きれいめ」「フォーマル」といった雰囲気の言葉や、シャツという服種からは、インとは判断されません。

構図とレイアウト

配置・被写体の位置・カメラアングルを具体的に指示します(例: 2人を中央やや右に配置、左側にコピー用の余白、ローアングルで見上げる構図)。

ここを書かないと構図がランダムになります。バナーやLPに使う場合は、コピーを載せる余白の位置まで指定しておくと、そのまま使える画像になります。

環境

背景やシーンを構成する要素を描写します(例: 明るいリビング、観葉植物、窓から差し込む光)。

照明と雰囲気

光の質や全体のムードを描写します(例: やわらかい朝の光、暖かく穏やかなムード)。画像全体のトーンはここで決まります。

スタイル

シーンのトーンを指定します(例: モダン、シネマティック、淡いカラーグレーディング)。レトロ/シネマティックといった方向性や、カラーグレーディングの指定ができます。

カラーグレーディングとは

写真や映像の全体の色味を意図的に寄せる調整のことです。撮影のあとに彩度・コントラスト・色温度をまとめて動かし、シリーズ全体のトーンを揃える目的で使われます。

指定するときは、狙いたい印象を形容で書きます。

  • 淡いカラーグレーディング … 彩度を落としたやわらかい印象
  • 暖色寄りのカラーグレーディング … 温かみのある印象
  • 彩度を抑えたマットなトーン … 落ち着いた印象
  • フィルムのような粒状感と褪せた色味 … レトロな印象

既存のカタログやSNSのトーンに新しいカットを揃えたいときに有効です。ただし画像全体の色が動くため、商品の色を正確に見せたい画像には使わないでください。商品そのものの色を変えたい場合は「カラー/素材編集」を使います。

制限事項

画像に含めたくない要素を書きます(例: 文字やロゴを追加しない、過度な加工をしない)。

生成AIは指示していない文字やロゴを描き込むことがあります。そのまま使う予定の画像では、ここで明示的に禁止しておくと安全です。

出力設定と生成

縦横比と解像度を選んで「生成」を押すと、10クレジットを消費して生成されます。

使用目的・被写体・参照画像のうち、少なくとも1つを入力していないと生成できません。